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反知性主義と新宗教

イースト新書 081

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-7816-5081-4
4-7816-5081-3
税込価格 947円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

「日本的反知性主義の系譜」を説き明かす―アメリカのキリスト教が生み出した「反知性主義」は、ついにはトランプ大統領を誕生させ、その潮流の勢いを再確認させた。この言葉はポピュリズムに近い意味合いで使われることもあるが、本来は「知性」や「知的な権威」に異を唱え、誰しもが持っている「知能」を信頼する考え方をさす。日本でそれらを体現したのは、創価学会などの新宗教であり、政治や経営の中にも浸透していった。いま、日本社会に顕著な思想の実体を宗教学者・島田裕巳が徹底解剖する。

目次

第1章 反知性主義とは何か
第2章 日本会議と反知性主義
第3章 創価学会の反知性主義
第4章 反知性主義としての新宗教
第5章 反知性主義の日本的伝統
第6章 松下幸之助と田中角栄の反知性主義

おすすめコメント

創価学会、生長の家、天理教……日本会議に内在する思想の実体。

著者紹介

島田 裕巳 (シマダ ヒロミ)  
1953年、東京生まれ。宗教学者、文筆家。1976年、東京大学文学部宗教学科卒業。1984年、同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は宗教学。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。現在は東京女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)