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国道16号線スタディーズ 二〇〇〇年代の郊外とロードサイドを読む

出版社名 青弓社
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-7872-3435-3
4-7872-3435-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 275P 21cm

商品内容

要旨

国道16号線―神奈川県横須賀市から千葉県富津市までの首都圏の郊外を環状に結ぶ、いわば郊外が濃縮された国道―を実際に車で走り、街を歩き、物語るテキストを読み込むことで、2000年代以降の郊外とロードサイドのリアリティを描き出す。

目次

第1章 「場所」と「非‐場所」―二つのテレビ番組が映した道と街、そして人
第2章 鉄塔がある風景―『闇金ウシジマくん』の郊外
第3章 幹線移動者たち―国道十六号線上のトラックドライバーと文化
第4章 「重ね描き」された国道十六号線―「十六号線的ではない」区間としての横須賀・横浜
第5章 「軍都」から「商業集積地」へ―国道十六号線と相模原
第6章 ジューロクゴーが片隅を走る世界で―青木淳悟『学校の近くの家』の狭山/入間
第7章 不在の場所―春日部にみる「町」と「道」のつながり/つながらなさ
第8章 死者が住まう風景―国道十六号線ともう一つの郊外
第9章 国道十六号線/郊外の「果て」としての木更津―『木更津キャッツアイ』は何を描いたのか
終章 「東京都市圏」の縁をなぞる―国道十六号線と沿線地域の歴史と現状

著者紹介

塚田 修一 (ツカダ シュウイチ)  
東京都生まれ。東京都市大学・大妻女子大学非常勤講師。専攻はメディア社会学、文化研究
西田 善行 (ニシダ ヨシユキ)  
千葉県生まれ。法政大学・日本大学非常勤講師。専攻はメディア文化論、ポピュラー文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)