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綺想の饗宴 アリス狩り

出版社名 青土社
出版年月 1999年6月
ISBNコード 978-4-7917-5720-6
4-7917-5720-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 383P 20cm

商品内容

要旨

陶酔と恐怖、珍奇と邪悪、倒錯と歪曲、狂気と幻想など、綺想の美を遍歴し、異形の思考を極めるマニエリスム―。その逸脱や偏倚の美と、過剰と混淆のエネルギーが交錯する世紀末現代の文化諸相を、大胆鋭利に分析する。

目次

リッポマニアック―身体が開かれていくことについて
アルス・マカロニカ―悪趣味について
「エクスポーズ」するいやはて―死のヴィジョンという逆説
メタモルフィズム―マニエリスムから美容整形まで
庭という絵「空」ごと―もうひとつのカステロフィリア
マニエラの舌―メディアとしての料理
アイリッシュ・シチュー―『フィネガンズ・ウェイク』の料理
サポーレ・サペーレ―カルヴィーノ味読
「豊かな食卓」の幻影
フローラルな悪意〔ほか〕