• 本

経済学のどこが問題なのか

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-8158-1088-7
4-8158-1088-5
税込価格 3,960円
頁数・縦 280P 22cm

商品内容

要旨

「科学」の地位を得るために、経済学は様々な数学やモデルを使ってきた。しかし、それらは本当に有効なのか。現実から離れた想定によって視野を狭めているのではないか。スタンダードな経済学の考え方を再検討し、今後に向けての処方箋を提示する話題作、待望の邦訳。

目次

なぜ方法論なのか
基礎―欲求と手段
経済成長
均衡
モデルと法則
経済心理学
社会学と経済学
制度経済学
経済学と権力
なぜ経済思想史を研究するのか
経済史
倫理学と経済学
完全な知識からの退却
経済学の将来

出版社・メーカーコメント

モヤモヤしている人のために??。「科学」の地位を得るために、経済学は様々な数学やモデルを使ってきた。しかし、それらは本当に有効なのか。現実から離れた想定によって視野を狭めているのではないか。スタンダードな経済学の考え方を再検討し、今後に向けての処方箋を提示する話題作、待望の邦訳。

著者紹介

スキデルスキー,ロバート (スキデルスキー,ロバート)   Skidelsky,Robert
1939年、満洲生まれ。オックスフォード大学ジーザス・カレッジで歴史学を専攻したのち、同大学ナフィールド・カレッジで政治学の博士号を取得。ジョンズ・ホプキンズ大学、ウォリック大学などで教鞭をとり、現在はウォリック大学政治経済学名誉教授。歴史学と経済学を専門とし、とくに全3巻のケインズ伝の著者として知られている
鍋島 直樹 (ナベシマ ナオキ)  
1963年鹿児島県生まれ。早稲田大学教育学部社会科学専修卒業。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学。現在、名古屋大学大学院経済学研究科教授。京都大学博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)