• 本

「あまのじゃく」に考える

出版社名 三笠書房
出版年月 2015年5月
ISBNコード 978-4-8379-2586-6
4-8379-2586-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

「シンプルな結論」に飛びついていないか。「判断にいたるプロセス」こそ、大切である。朝日新聞「人生の贈りもの」で注目の著者、渾身の書き下ろし!

目次

1 「自力で考えない人」は、生きていないも同然―人間は間違え、そして、考える動物である(何でも「二者択一」にしてしまう誤り
なぜ、いつも期待とは逆の結果になるのか ほか)
2 これからどうなるのか?―「働くこと」と「生きること」―「拡大」と「成長」で、複雑な問題は解決するのか(幸福になるためのものには値札がついていない
富は増やさなければならないものか ほか)
3 頼りになる知性、ならない知性―本を読むと、見えてくるもの(自分の“限界”を知ることでわかること
読むべき本は一瞬で見分ける ほか)
4 「正義」よりも信ずるに足ることはあるか―「根っからの善人」も「生まれながらの悪人」もいない(「善人」を演じ続ける人
「正義」はなぜ、ときに暴走するのか ほか)
5 「人と違うこと」を考えるのではなく、「人と違うよう」に考える―誰もが「異物」を抱えながら生きていく(「強い現実」「弱い現実」
ありえないシナリオ ほか)

出版社
商品紹介

「常識」「正論」「勝者の論理」を疑え。不確かな時代にあっても、自分の頭で考え、したたかに生き抜くヒントを示す「人生論」。

著者紹介

平川 克美 (ヒラカワ カツミ)  
1950年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、盟友・内田樹(現代思想家)らとともに翻訳を主業務とする会社「アーバン・トランスレーション」を始める。その後、アメリカ・シリコンバレーの「Business Cafe Inc.」の設立にも参加。現在、「リナックスカフェ」代表取締役社長。2014年、東京・荏原中延に小さな喫茶店「隣町珈琲」を開店し、コミュニティに根ざした“小商い”を営みながら、日本を代表する論者たちが集う音声配信サイト「ラジオデイズ」も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)