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日本史不適切にもほどがある話

王様文庫 A91−9

出版社名 三笠書房
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-8379-3098-3
4-8379-3098-0
税込価格 891円
頁数・縦 277P 15cm

商品内容

要旨

雅なお方も栄華をほしいままにした人もみな「欲」に生きていた。史料の行間からあぶり出されたとんでもないエピソード!あまりに露骨すぎて「なかったこと」にされた史実。

目次

1章 雅なお方も、栄華をほしいままにした人も、「欲」に生きていた(古代)…宮廷、物語や歌の天才たちの「不都合な真実」(あの持統天皇が遷都に踏み切ったヤバい動機
歴史上初めての不適切すぎる関係―孝謙天皇と怪僧・道鏡 ほか)
2章 この露骨な「権力闘争」を後世に書き残せるわけがない(中世)…武士の世でマウントを取るために行なわれていたこと(「元祖・老害」?北条政子
源頼朝が企んだ「攻略結婚」の末路 ほか)
3章 さすがあの武将、あくどさのスケールもけた違い!(戦国)…金と力を手にするために人はここまでやる(「人は城」と言いつつ“重税の鬼”だった武田信玄
明智光秀の恐ろしい資金調達力 ほか)
4章 平和な世だと、人はろくなことを考えない(江戸)…江戸の社会を本能で生きたヒーローたち(お江はなぜ息子家光の「誕生日」を口止めしていたのか
10代将軍・徳川家治の死因にまつわるミステリー ほか)
5章 偉業を成し遂げた偉人にも必ず「もう一つの顔」がある(近代)…お札になる人、ドラマの主人公になる人たちの不適切な物語(初代内閣総理大臣・伊藤博文の度を超した「女好き」
平気で科研費を使い込む植物学者・牧野富太郎のヤバすぎる倫理観 ほか)

出版社・メーカーコメント

権力への野心、誰かを出し抜く快感、愛する者を独占したいという嫉妬……栄光の陰にあるカリスマたちの「欲望のドラマ」に迫る本!

著者紹介

堀江 宏樹 (ホリエ ヒロキ)  
1977年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。日本、世界、古代、近代を問わず、歴史の持つ面白さを現代的な視点、軽妙な筆致で取り上げている。綿密な検証と考察、臨場感溢れる描写には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)