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これでいいのか岡山県

地域批評シリーズ 24

出版社名 マイクロマガジン社
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-89637-748-4
4-89637-748-6
税込価格 1,012円
頁数・縦 319P 15cm

商品内容

要旨

きび団子と桃太郎。岡山県といえばやはりこれである。だが、実際の岡山はちがう。魚は地物のサワラにイイダコ。ラーメンは岡山ラーメン。笑いのツボは自虐系。それが当然だと思っているのが岡山人である。しかし、実はこれ、全国的にみればかなり特殊な「岡山気質」。外からみれば奇妙なものだったのだ。岡山人は気位が高い。古代から栄えた吉備の地は日本でも屈指の地位を誇り、栄えある関西圏の一員だと思っている。広島なんぞ眼中にないわけだが、本当のところでは、関西からは相手にされず、中国地方の中では広島に大きく後れをとっているのが現状だ。食べ物は豊富で、災害も少ない、新幹線はすべて停車する。文化レベルも昔から高い。なのになぜ、岡山はパっとしないのか。本書はその元凶たる岡山の暗黒面を探りつつ、それでも消えない真の底力を提示する一冊である。

目次

第1章 昔はスゴかった!?岡山県の歴史
第2章 岡山県人を徹底解析 こんな生活を送っている!?
第3章 政令指定都市・岡山市の実力に迫ってみた
第4章 あの有名な“倉敷”と“水島コンビナート”の実態
第5章 山ばっかり、はどうやら本当?備中ってこんなトコロだ
第6章 関西化が進む津山・美作周辺エリア
第7章 ビミョーにパッとしない備前・瀬戸内・赤磐
第8章 個性的過ぎる岡山県 ひとつになるのは難解か!?

著者紹介

昼間 たかし (ヒルマ タカシ)  
ルポライター。昭和50年、岡山市生まれ。市立弘西小学校・旭中学校。県立金川高等学校を経て立正大学文学部史学科卒業。東京大学大学院情報学環教育部修了。言論・表現の自由、地方の文化や忘れられた歴史などテーマに取材する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)