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折口信夫の青春

出版社名 ぷねうま舎
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-906791-16-3
4-906791-16-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 250P 20cm

商品内容

要旨

自殺願望と同性愛、言語像の革命と宗教思想の転回…知の巨人を育んだ精神のるつぼに近代日本の青春を読む。

目次

第1章 藤無染と折口信夫(柳田國男以前の折口
出会った日
関係の謎 ほか)
第2章 詩と学の出自(自殺未遂
捨て子幻想
「乞丐相」と「幼き春」 ほか)
第3章 漂泊のアナーキスト(境としての沖縄と神
柳田と折口
島嶼から見た日本 ほか)

出版社
商品紹介

手練の作家と気鋭の批評家が、折口信夫形成期の謎に挑む。自殺願望と同性愛……若い魂の漂流から、近代日本の「青春」が見えてくる。

著者紹介

富岡 多惠子 (トミオカ タエコ)  
1935年、大阪市生まれ。詩人・小説家。評論に、『中勘助の恋』(1993、読売文学賞)、『釋迢空ノート』(2000、毎日出版文化賞)、『西鶴の感情』(2004、大佛次郎賞)などがある
安藤 礼二 (アンドウ レイジ)  
1967年、東京生まれ。文芸批評家。多摩美術大学美術学部芸術学科准教授。著書に、『神々の闘争 折口信夫論』(2004、群像新人文学賞、芸術選奨新人賞受賞)、『光の曼陀羅―日本文学論』(2008、大江健三郎賞、伊藤整文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)