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室町幕府論

講談社選書メチエ 486

出版社名 講談社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-06-258487-6
4-06-258487-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 288P 19cm

商品内容

要旨

一〇〇メートルを超える大塔、眩く輝く金張りの仏閣、華やかな祭礼―首都京都の強大な経済力を背景に空前の「大規模造営」を将来した武家政権は、今や朝廷を凌ぐ威光を確立した。弱体政権論を覆し、武家政権が「権力」と「権威」を二つながら掌握してゆく過程を義満時代を中心に描く。

目次

第1章 天龍寺―足利尊氏・義詮の時代
第2章 相国寺―足利義満の時代1
第3章 相国寺大塔と北山第―足利義満の時代2
第4章 南北朝期の公武関係―研究史的考察
第5章 復興期の社会―足利義持の時代1
第6章 守護創建禅院―足利義持の時代2

出版社
商品紹介

衰えゆく朝廷権力の「肩代わり」から「主体」の政権へ。首都京都の強大な経済力を背景に「権力」と「権威」を掌握していく過程を描く。

著者紹介

早島 大祐 (ハヤシマ ダイスケ)  
1971年、京都府に生まれる。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。京都大学博士(文学)。現在、京都大学大学院文学研究科助教。専門は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)