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乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない

集英社新書 0318

出版社名 集英社
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-08-720318-9
4-08-720318-2
税込価格 770円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

従うべき理論がなくなって、どう生きて行けばいいか分からなくなった日本人は、「勝ったか、負けたか」の結果で判断するしかなくなった―本書は、こんな“腑に落ちる”話から始まります。そして、「生きることが幸福でありたいという感情。これこそが経済という人間行為の本質ではなかろうか」と、一筋の光明に向かって、力強く語り始めます。乱世の時代に対する、著者からの「解」がぎっしり詰まってます。

目次

第1章 乱世と勝ち組(「勝ち組・負け組」の原理
「乱世」を考える)
第2章 たった一つの価値観に抗する(隠されたトリック
「勝ち組」という基準を持ち出した人達 ほか)
第3章 悲しき経済(経済とはなにか
誰かが考えてくれる経済 ほか)
第4章 どう生きてったらいいんだろう?(なんにも出来ない構造
どう生きてったらいいんだろう? ほか)

おすすめコメント

勝ち組・負け組の二分法は、なぜ生まれたか?『上司は思いつきでものを言う』に続く、快刀乱麻の「ビジネス書」三部作最終巻。生きることが幸福でありたいという感情。これこそが経済という人間行為の本質ではなかろうか。乱世に対する「解」がここにある!

出版社・メーカーコメント

「勝ち組・負け組」の原理とは何だったのか。『「わからない」という方法』『上司は思いつきでものを言う』に続く橋本治流ビジネス書の待望の第3弾。現代の乱世における「勝ち組・負け組」の原理が、奇才によってあざやかに解読されていく。

著者紹介

橋本 治 (ハシモト オサム)  
1948年、東京生まれ。作家。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作受賞。以後、小説、評論、戯曲、古典現代語訳、エッセイ、芝居の演出等で幅広い創作活動を続ける。『宗教なんかこわくない!』で第九回新潮学芸賞、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で第一回小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で第十八回柴田錬三郎賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)