幕府海軍の興亡 幕末期における日本の海軍建設
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2017年5月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2421-8
(4-7664-2421-2) |
税込価格 | 7,150円 |
頁数・縦 | 275,8P 22cm |
商品内容
要旨 |
本書は、幕末期に江戸幕府が創設した近代海軍、いわゆる幕府海軍の実態を解明するものである。明治期以降に偏重していたこれまでの海軍研究とは一線を画し、本書では幕末期の海軍建設と、明治海軍との連続性、非連続性に焦点を当てる。伊勢の豪商竹川竹斎、幕臣勝麟太郎(海舟)ら近世日本人の海軍認識、咸臨丸米国派遣の成果と課題、艦船運用や経費執行の状況、人事システムの構築、第二次幕長戦争における戦闘の様相、明治政府への移管など、幕府海軍の軍事組織としての活動実態を、広範な史料を駆使して明らかにする。 |
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目次 |
序章 近世日本の海軍力に関する諸問題 |