韓非子に学ぶホンネで生きる知恵
じっぴコンパクト新書 113
出版社名 | 実業之日本社 |
---|---|
出版年月 | 2012年6月 |
ISBNコード |
978-4-408-10937-4
(4-408-10937-1) |
税込価格 | 838円 |
頁数・縦 | 207P 18cm |
商品内容
要旨 |
孔子の弟子でありながら性悪性をとなえた荀子に師事、戦国時代の弱小国韓にあって祖国が滅びゆくのを見据えた韓非子。組織を保持するための徹底した方策を探求し、始皇帝となる泰の政に嘱望され、信賞必罰による法治主義の国家を理想とする思想を説いた。始皇帝の側近にそねまれ、毒を献じられて獄死するが、冷徹なる人間観察眼で社会をとらえた『韓非子』は、三国時代の蜀の参謀・諸葛孔明が劉備の後継となる幼帝劉禅の座右の書とさせたことで知られる中国思想の最重要古典。日本人の先達たちは韓非の思想をどう受容し、自らのものとしていかに活用してきたのか。いまも変わらぬ中国人のものの考えを理解し、シビアな現実思考に対抗するために必読の書である。 |
---|---|
目次 |
第1章 法治主義の源流 |
出版社・メーカーコメント
孔子の論語は「タテマエ」で、「ホンネ」は韓非子にある。非情な人間観察が生み出した骨太な処世術を、どう日本人は受容してきたか。