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広島・長崎への原爆投下再考 日米の視点

出版社名 法律文化社
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-589-03311-6
4-589-03311-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 208P 21cm

商品内容

目次

第1部 日本側の原爆投下認識(原爆投下問題への日米共通の視点・アプローチを求めて
“原爆神話”からの解放を目指して―長崎原爆と重慶爆撃への視点を中心に
原爆(核兵器)と劣化ウラン兵器の禁止・廃絶を求めて
「原爆神話」に関するインタヴュー記事・講演録・書評等)
第2部 米国側の原爆投下認識(原爆投下65年、論争は続く
未来を危険にさらす決断―ハリー・トルーマンの原爆投下決定が世界にもたらした意味
自己弁護の余生―エノラ・ゲイ機長ポール・ティベッツと乗組員たちのその後)
第3部 原爆投下認識に関する討議(講演・なぜ原爆は投下されたのか―日本が降伏した真の理由は?
コメント)

出版社
商品紹介

多数の研究成果をふまえ、広島・長崎への原爆投下を批判的に再考。「核兵器のない世界」へ向けて示唆を与える。

著者紹介

木村 朗 (キムラ アキラ)  
鹿児島大学法文学部教授。1954年8月生まれ。北九州市小倉出身。九州大学大学院時代に旧ユーゴのベオグラード大学に留学。日本平和学会理事、九州平和教育研究協議会会長
カズニック,ピーター (カズニック,ピーター)   Kuznick,Peter J.
アメリカン大学歴史学部准教授、核問題研究所長。1948年7月生まれ。米ニューヨーク市出身。1984年、ラトガース大学で博士号(歴史学)を取得。1995年以来、立命館大学と共同で、アメリカン大学の学生たちを毎夏、広島長崎に引率している。1995年にスミソニアン博物館での原爆被害展示が退役軍人等各方面から反対を受けて中止になったときは、率先してアメリカン大学で原爆展を開催した。アメリカの反核学者の先頭に立つ存在である
乗松 聡子 (ノリマツ サトコ)  
ピース・フィロソフィー・センター代表、バンクーバー九条の会ディレクター。カナダ・バンクーバーを拠点に、憲法九条、核廃絶への運動、アジア歴史和解、沖縄の米軍基地問題等に取り組む。自らのサイトやオンライン学術誌『ジャパン・フォーカス:アジア太平洋ジャーナル』を通じ、執筆活動を行う。アメリカン大学と立命館大学共同の広島長崎の旅には、2006年以来通訳・講師として参加する他、カナダ人学生を引率している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)