• 本

正直者ばかりバカを見る

角川新書 K−155

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-04-082158-0
4-04-082158-0
税込価格 880円
頁数・縦 214P 18cm

商品内容

要旨

なぜ「認知症」なる病気が急増したのか。なぜ科学的事実を装ったウソがまかり通るのか。なぜ医療用大麻の有効性が無視されるのか―。過激リバタリアンを自称する著者が、弱者や正直者ばかりバカを見る、世の理不尽に物申す!老い先短い気楽さで綴る、笑えて深くてためになる、秀逸なエッセイ。

目次

1 不寛容な社会を生きる(認知症の老人が起こしたJR事故の最高裁判決
若い人の自殺について ほか)
2 科学と行政のペテン(小保方氏を擁護する人々
責任を取ると言う人がいない国 ほか)
3 日々是雑感(最新のがん治療薬は国家財政を破綻させる
病名をつけるのはいいことなのか ほか)
4 生命と病気の不思議(人間は1000兆個の腸内細菌と生きている
狂犬病の秘密 ほか)
5 富と自由と亡国と(イギリスのEU離脱と沖縄独立
グローバリズムと国民国家の狭間で ほか)

おすすめコメント

近頃なんだか、世知辛いよねぇ――ジタバタしない世渡りの心構え教えます。 弱者や正直者ばかりが生きづらい、世の理不尽に物申す。老い先短い気楽さで綴る、バカバカしくも深くてためになる、秀逸なエッセイ。

著者紹介

池田 清彦 (イケダ キヨヒコ)  
1947年、東京生まれ。生物学者。早稲田大学国際教養学部教授。構造主義生物学の立場から科学論・社会評論等の執筆も行う。カミキリムシの収集家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)