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どうせ死ぬから言わせてもらおう

角川新書 K−356

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-04-082408-6
4-04-082408-3
税込価格 968円
頁数・縦 216P 18cm

商品内容

要旨

首尾一貫性はつねに美徳なのか?ヒトが組織に忠誠を誓うのはなぜか?人為的温暖化説は正しいのか?コロナは社会システムを変えるのか?コロナは社会システムを変えるのか?前提が間違っているのに、一所懸命やるのは滅びへの近道だ!過激リバタリアンを自称する著者が、老い先短い気楽さと独自のマイノリティ視点で、誰もが言えない「ホンネ」や「ギモン」に斬り込む。

目次

1 日本の幻想(生きた証
組織に忠誠を誓うのはなぜか
日本の下級国民の多くはなぜここまで従順なのか
囲碁、将棋、スポーツ、オリンピック
スポーツは危険・取扱注意ということについて)
2 おコトバですが(感情に訴える言葉に共感しない能力を磨く
敬称の文脈依存性について
自然言語は定義できない(概念は実在しない)
首尾一貫性という呪縛)
3 コロナ狂騒曲(一所懸命は危険だ
コロナ禍で分かったムダの効用
チフスのメアリーとコロナのジョン
厚労省の利権がらみでPCR検査が進まない
コロナは社会システムを変えるか?)
4 思い込んだら百年目(人為的地球温暖化という似非科学を未だに信じる人々
人為的温暖化とは無縁な台風の被害
ビーガンという倒錯
多様性ってなんだろう
「役に立つ」とはどういうことか)
5 閑居老人のよしなしごと(家庭菜園に来る害虫たち
老人閑居してよしなしごとを考える
私がいじめられなかったわけ
埋葬と墓に関するいくつかの話
物々交換の過去と未来)

出版社・メーカーコメント

人気生物学者が老い先短い気楽さで綴る、深イイ話満載の秀逸なエッセイ。「組織に忠誠を誓うのはなぜか」「一所懸命は危険だ」「コロナは社会システムを変えるか?」――人気の生物学者が、独自のマイノリティ視点で直言。世間にはびこるウソ見抜き、騙されずに生きる術を伝えるエッセイ。

著者紹介

池田 清彦 (イケダ キヨヒコ)  
1947年、東京生まれ。生物学者。早稲田大学名誉教授。構造主義生物学の立場から科学論・社会評論等の執筆も行う。カミキリムシの収集家としても知られる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)