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佐和山炎上

角川文庫 時−あ40−10

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-04-101774-6
4-04-101774-2
税込価格 792円
頁数・縦 384P 15cm

商品内容

要旨

琵琶湖の湖畔に建てられた佐和山城で、石田三成の三男・八郎に講義をしていた八十島庄次郎は、主君の三成が関ケ原の戦いで敗れたことを知る。籠城が決まり、八郎を本丸へと移した翌朝、法華丸の守備についていた山田一族が城抜けしている様子が窺えた。徳川側の猛攻に、為す術もなく二の丸で最期の一戦を迎えようとしていたとき、八郎の命と引き替えの和議が申し入れられる。表題作「佐和山炎上」他8編。

おすすめコメント

佐和山城で石田三成の三男・八郎に講義をしていた八十島庄次郎は、三成が関ヶ原で破れことを知る。家康に城が攻め込まれるのも時間の問題…はたして、庄次郎の取った行動とは……。(『忠直卿御座船』改題)

著者紹介

安部 龍太郎 (アベ リュウタロウ)  
1955年福岡県生まれ。国立久留米高専卒業後、作家を志して上京。図書館勤務等の傍ら作品を発表し、小説家に。89年から1年間、「週刊新潮」に連載した「日本史血の年表」(90年、『血の日本史』と改題し刊行)で衝撃的なデビューを飾る。94年、『彷徨える帝』で直木賞候補、2005年、『天馬、翔ける』で第11回中山義秀文学賞を、13年、『等伯』で第148回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)