• 本

人形佐七捕物帳傑作選

角川文庫 よ5−39

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-04-102483-6
4-04-102483-8
税込価格 880円
頁数・縦 360P 15cm

商品内容

要旨

腕利きの岡っ引き・伝次の息子である佐七は、父の死後、腰の据わらない日々を過ごしていた。だが、江戸三小町とまで騒がれた美女・お蝶が怪死し、その犯人捜しをしてからというもの、持ち前の度胸と明晰な推理で難事件を次々に解決していく―。秀麗で女たらしの佐七が初めて登場した「羽子板娘」から、「梅若水揚帳」まで、すべての作品の中から選りすぐって収録。情緒と謎に彩られた江戸の町を舞台に、佐七の推理が冴え渡る。

おすすめコメント

イケメン岡っ引き・佐七が大活躍! 横溝正史の筆が冴え渡る捕物帳傑作選;神田・お玉が池に住む岡っ引きの人形佐七が江戸でおきたあらゆる事件を解き明かす! 横溝正史の傑作捕物帳全作品から厳選。冴えた謎解き、泣ける人情話……初めての読者にも読みやすい7編を集めました。

著者紹介

横溝 正史 (ヨコミゾ セイシ)  
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』、『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)