維新の肖像
角川文庫 時−あ40−11
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2017年12月 |
ISBNコード |
978-4-04-106456-6
(4-04-106456-2) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 428P 15cm |
商品内容
要旨 |
明治維新そのものが持つ思想と制度の欠陥に根本原因があるのではないか―1932年、イェール大学で歴史学を研究する朝河貫一は、日露戦争後から軍国主義に傾倒していく日本を憂えていた。そのとき、亡父から託された柳行李を思い出す。中に入っていたのは、二本松藩士として戊辰戦争を戦った父が残した手記だった。貫一はそれをもとに、破滅への道を転げ落ちていく日本の病根を見出そうとする。明治維新の闇に迫った歴史小説。 |
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維新150周年!直木賞作家が明治維新の闇に迫る! 日露戦争後の日本の動向に危惧を抱いていたイェール大学の歴史学者・朝河貫一が、父・正澄が体験した戊辰戦争の意味を問い直す事で、破滅への道を転げ堕ちていく日本の病根を見出そうとする。