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丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選

角川文庫 よ5−48

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-04-107543-2
4-04-107543-2
税込価格 880円
頁数・縦 373P 15cm

商品内容

要旨

美貌の丹夫人を巡り決闘した初山と高見。敗れた初山は「丹夫人の化粧台に気をつけろ」という言葉を残してこと切れる。勝者の高見は、丹夫人の化粧台の秘密を探り、恐るべき真相に辿り着き…(「丹夫人の化粧台」)。画家はポケットの中に奇妙な紙切れを見付けた。日比谷公園で、青い外套を着た女に会えと書いてある。その通りにしたところ、とんでもない事件に巻き込まれ…(「青い外套を着た女」)。初期作品14篇を所収。

おすすめコメント

横溝作品の短篇から厳選!謎解きと恐怖に満ちた傑作集。 美貌の丹夫人をめぐる決闘に敗れた初山は、「丹夫人の化粧台に気をつけろ」という言葉を残してこと切れる。勝者の高見は、丹夫人の化粧台の秘密を探り、恐るべき真相に辿り着き――。表題作他13篇を所収。

著者紹介

横溝 正史 (ヨコミゾ セイシ)  
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)