書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
-
おすすめ度
- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
この本には表題作「憑かれた女」のほかに
「首吊り船」「幽霊騎手」が収録されています。
タイトルだけでワクワクしません?
3作中2作は由利麟太郎シリーズです。
金田一探偵との大きな違いは、
表立って行動するのは新進気鋭の記者・三津木俊助。
由利先生はここぞというところで活躍するのです。
どことなく江戸川乱歩の怪しさや、ルブランのルパンシリーズのような爽快さを感じられる1冊。
ぜひ試してみてください!(2021年10月1日)
-
おすすめ度
-
商品内容
要旨 |
淫蕩な生活を送る美女が、バラバラ死体の幻想に取り憑かれた。働くこともできず強い酒を呷ってばかりいたが、酒場仲間の血だらけの姿まで幻視するようになる。ある夜、金銭をちらつかせる謎の外国人に目隠しをされてついていくと、奇妙な香がたかれた部屋で幻影どおりの死体を目撃するが―!?“金田一耕助”シリーズに並ぶ名探偵“由利麟太郎”シリーズ、待望の復刊!表題作ほか「首吊り船」「幽霊騎手」の全3篇を収録。 |
---|
おすすめコメント
坂口安吾、絶賛! 金田一耕助ものに続く由利先生シリーズ 自称探偵小説家に伴われ、エマ子は不気味な洋館の中へ入った。暖炉の中には、黒煙をあげてくすぶり続ける一本の腕が……! 名探偵由利先生と敏腕事件記者三津木俊助が、鮮やかな推理を展開する傑作長編。