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怪奇小説集 〔2〕

共犯者

角川文庫 え2−18

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-04-111638-8
4-04-111638-4
税込価格 792円
頁数・縦 237P 15cm
シリーズ名 怪奇小説集

商品内容

要旨

幼い娘はなぜ死んだのか―?夏のリヨンで実際に起きた、不可解な殺人事件を鮮やかに再現する「ジャニーヌ殺害事件」。夫の入院を機に、その死を無意識に願うようになる妻の心の動きに不安を掻き立てられる「共犯者」。野心的な作家の屈折したプライドと密かな復讐心を、夫の視点から描く「偽作」など9篇。著者ならではの鋭くこまやかな観察眼で、人間の心に潜む闇を容赦なく炙り出す、極上のミステリ&サスペンス短篇集。

出版社・メーカーコメント

人間の深層心理の陰影を描く、驚きに満ちたミステリー集!冬のリヨンで実際に起きた、不可解な殺人事件をもとにつづる「ジャニーヌ殺害事件」。夫の死を無意識に願う妻の内面に恐怖を誘われる「共犯者」。屈折した女の復讐心を精緻に描く「偽作」など9篇を収録。

著者紹介

遠藤 周作 (エンドウ シュウサク)  
1923年東京生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。リヨン大学に留学。55年『白い人』で第33回芥川賞を受賞。66年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞受賞他、数多くの文学賞を受賞。96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)