• 本

支那扇の女

改版

角川文庫 よ5−51

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-04-112350-8
4-04-112350-X
税込価格 792円
頁数・縦 249P 15cm
シリーズ名 支那扇の女

商品内容

要旨

鮮血が飛び散る廊下で、血溜まりに突っ伏す寝巻姿の女。離れの部屋には、額をざくろのように割られ、凄まじい形相をした老婆が死んでいた。現場に駆けつけた等々力警部と名探偵・金田一耕助は聞き込みを始める。凶器は思いもよらない場所に捨てられていた。さらに70年ほど前、世間を恐怖のどん底に陥れた毒殺未遂事件と複雑に絡み合う。謎の因縁話に秘められた斬新なトリックを金田一は見破れるか。表題作に加え「女の決闘」を収録。

出版社・メーカーコメント

横溝正史生誕120年記念復刊! 横溝正史の異色傑作!鮮血が飛び散る部屋で、血溜りに鼻を押しひしゃげて突っ伏す寝巻姿の女。隣の部屋には、額をざくろのように割られ、凄まじい形相をした老婆が死んでいた! 金田一と等々力警部が因縁絡みの謎に挑む!

著者紹介

横溝 正史 (ヨコミゾ セイシ)  
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)