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びっくり箱殺人事件

改版

角川文庫 よ5−50

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-04-112352-2
4-04-112352-6
税込価格 836円
頁数・縦 297P 15cm
シリーズ名 びっくり箱殺人事件

商品内容

要旨

男が箱の蓋を開いた次の瞬間、前のめりになり激しく痙攣し始めた。胸には鋭い短剣が突き刺さっている。凶器は箱の中に強いばねで仕掛けられていたのだ。レヴュー演劇『パンドーラの匣』舞台上で起きた戦慄の殺人事件。作家であり舞台監督、そして俳優も務める幽谷先生と等々力警部は、この謎を解き明かせるか。横溝作品の中でもっとも異色と名高い本格推理小説である表題作のほか、金田一耕助が名推理をみせる「蜃気楼島の情熱」を収録。

出版社・メーカーコメント

横溝正史生誕120年記念復刊! 横溝正史の異色傑作!箱の蓋をはね上げ、バネ仕掛けの人形のように男が飛び出した。男の胸には、箱の中に強いスプリングでとめられた鋭い短剣が突きささって……。演劇『パンドーラの匣』の舞台で起った、恐怖の殺人事件!

著者紹介

横溝 正史 (ヨコミゾ セイシ)  
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)