• 本

青髪鬼

改版

角川文庫 よ5−68

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-04-112915-9
4-04-112915-X
税込価格 792円
頁数・縦 247P 15cm
シリーズ名 青髪鬼

商品内容

要旨

東京の大新聞にいっせいに掲載された三人の死亡広告。しかし当人たちはみな元気で生きていた。気味のわるいいたずらかと思った矢先、このうちの一人、宝石王・古家万造が何者かに殺されかけた!「おれは青髪鬼だ。いま、復讐第一号をやってのけた」と語る、亡者のように恐ろしい形相をした犯人の正体とは…?新米記者・御子柴進が挑む難事件を凄まじい迫力で描く表題作のほか、「廃屋の少女」「バラの呪い」「真夜中の口笛」を収録。

出版社・メーカーコメント

横溝正史生誕120年記念復刊! 横溝正史の異色傑作!新聞にいっせいに掲載された三つの死亡広告。うちの一人、宝石王古家万造氏が何者かに殺害された。光る無気味な目や大きくさけた口。復讐の怨念に燃える青髪鬼を、三津木俊助は捕らえることができるのか?

著者紹介

横溝 正史 (ヨコミゾ セイシ)  
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)