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かんばん娘 居酒屋ともえ繁盛記

角川文庫 時−し77−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-04-113110-7
4-04-113110-3
税込価格 792円
頁数・縦 282P 15cm

商品内容

要旨

菱垣廻船の水主だった父が行方知れずになり、神田花房町にある居酒屋「ともえ」で働くこととなったなずなは14歳。器量よしでぴりっとした女将のお蔦と、腕の立つ板前の寛助、ふたりの役に立ちたいなずなは、酒の燗をうまくつける工夫をしようと思い立つ。だが、お客の事情に思わず首を突っ込んでしまい、次々と騒動が…。「めそめそしてはいられない。わたしは、ともえのかんばん娘だもの」。うまい酒肴と江戸人情。絶品時代小説!

出版社・メーカーコメント

うまい肴にうまい酒。居酒屋ともえ開店! 心の芯まで温まる、絶品時代小説14歳の”なずな”は、行方知れずの父の無事を祈りつつ、神田花房町にある居酒屋「ともえ」で働いていた。美人女将のお蔦、板前の寛助とともに奮闘していたが、お客にお店に、思いもよらぬ騒動が――。

著者紹介

志川 節子 (シガワ セツコ)  
1971年、島根県生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、会社勤務を経て、2003年「七転び」でオール讀物新人賞を受賞。13年『春はそこまで 風待ち小路の人々』が直木三十五賞候補となる。清らかで真っ直ぐな人物造形と描写、江戸の空気を情緒豊かに伝える洗練された文章で注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)