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警視庁草紙 上

角川文庫 や3−102 山田風太郎ベストコレクション

出版社名 角川書店
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-04-135655-5
4-04-135655-5
税込価格 1,056円
頁数・縦 525P 15cm
シリーズ名 警視庁草紙

商品内容

要旨

明治6年、征韓論に敗れた西郷隆盛は薩摩へ。明治政府は大久保利通を中心に動きだし、警察組織もまた、大警視・川路利良によって近代的な警視庁へと変貌を遂げようとしていた。片や、そんな世の動きを好まない元同心・千羽兵四郎と元岡っ引・冷酒かん八。2人は元江戸南町奉行・駒井相模守の人脈と知恵を借り、警視庁に対決を挑んでゆくのだが…。開化期の明治を舞台に俊傑たちが東京を疾走する時代活劇譚。

出版社・メーカーコメント

明治小説の代表作 初代警視総監川路利良を先頭に近代化を進める警視庁と、元南町奉行駒井相模守、元同心、元岡っ引の知恵と力を駆使した対決。実在の人物と架空の人物が銀座の煉瓦街を駆けめぐる。山田風太郎の明治小説の代表作

著者紹介

山田 風太郎 (ヤマダ フウタロウ)  
1922年兵庫県生まれ。東京医科大卒。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞を受賞。その後、58年『甲賀忍法帖』を発表し忍法ブームに火を付けた。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)