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酒の日本文化 知っておきたいお酒の話

角川ソフィア文庫 SP338

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2006年9月
ISBNコード 978-4-04-406401-3
4-04-406401-6
税込価格 649円
頁数・縦 251P 15cm

商品内容

要旨

今日では芳醇な吟醸酒を少量たしなむのが好まれるが、薄目酒であった江戸の大酒飲みは、酒比べでなんと3升も4升も飲んだという。お酒にまつわる習慣や文化は、時代によって大きく様変わりしてきた。その日本酒の原点を、神と「まつり」と酒宴にもとめ、民俗学的な視点から、酒と肴の関係や酒宴の移り変わり、飲酒習慣の変化、醸造の話や食文化とのかかわりなどを含蓄豊かに語り、お酒とその周辺の文化をやさしく説く。

目次

1 酒と神―祭りと酒の原風景(御神酒あがらぬ神はなし
御神酒のもとは一夜酒
飯も酒も餅も原料は米 ほか)
2 神と酒と人―酒宴と酒肴の構図(浴衣がけカラオケ大会の不思議
直会と饗宴が連なることでの混乱
神さま仏さまご先祖さまと宴会の席次 ほか)
3 人と酒―醸造と保存の技術(酒造りの工夫と苦労
夏の米づくり、冬の酒造り
日本酒独特の技法は火入れ ほか)

著者紹介

神崎 宣武 (カンザキ ノリタケ)  
1944年生。民俗学者。旅の文化研究所所長、岡山県宇佐八幡神社宮司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)