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「旬」の日本文化

角川ソフィア文庫 SP N−201−3

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-04-406414-3
4-04-406414-8
税込価格 692円
頁数・縦 254P 15cm

商品内容

要旨

俳句に季語があるように、季節の移ろいに敏感な日本人。かつての日本には、春夏秋冬の四季のほかに、夏の土用を含めて季節の変わり目としての4つの土用があり、「旬」という豊かな季節感をはぐくんできた。今もフキノトウや花見に春、初鰹や端午の節供に初夏、虫の音や新米に秋、餅つきや冬至に冬を感じるのはなぜか。現代人が忘れてしまった文化としての「旬」、まつりや行事に映る多様な「旬」の文化を民俗学的に読み解く。

目次

1 春(鏡餅と雑煮
餅なし正月 ほか)
2 夏(端午の節供とショウブ
ちまき ほか)
3 秋(虫聞き
月見 ほか)
4 冬(亥の子
寒仕込みの酒 ほか)

出版社・メーカーコメント

フキノトウや端午の節句に感じる季節感。「旬」が伝える日本の文化を知る。俳句に季語があるように、四季の移ろいに敏感な日本人。かつては夏以外にも季節の変わり目に四つの土用があった。初鰹に初夏を感じ、正月には気持ちが改まる。食物や行事に映る「旬」の文化を民俗学的に読み解く。

著者紹介

神崎 宣武 (カンザキ ノリタケ)  
1944年生まれ。民俗学者。旅の文化研究所所長、岡山県宇佐八幡神社宮司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)