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仏教と民俗 仏教民俗学入門

角川ソフィア文庫 SP J−106−6

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-04-408506-3
4-04-408506-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 302P 15cm

商品内容

要旨

村落を守る馬頭観音像、念仏踊りが変形した盆踊り、もとは先祖霊だった節分の鬼、詣り墓から発生した仏檀―。村落社会の団結と幸福を願う人々の祈りが仏教を受け入れ、迷信や年中行事、芸能等を生み出した。庶民信仰によって変容した日本固有の仏教を追い求め、背後にある日本人の原型を見出す独自な視点。提唱者である五来重が、仏教民俗学の多様な世界についてわかりやすく、その魅力と面白さを語る。

目次

1 現代と民俗
2 年中行事と民俗
3 祖先崇拝と民俗
4 庶民信仰と民俗
5 聖と民俗
6 修験道と民俗

おすすめコメント

精霊たちに扮して踊る盆踊り、馬への信仰が生んだ馬頭観音、養蚕を守るオシラさま、など、庶民に信仰されてきた仏教のすがたを追求する仏教民俗学。その魅力と面白さを創立者・五来重がわかりやすく語った入門書。

出版社・メーカーコメント

祖霊たちに扮して踊る盆踊り、馬への信仰が生んだ馬頭観音、養蚕を守るオシラさま、など、庶民に信仰されてきた仏教のすがたを追求する仏教民俗学。その魅力と面白さを創立者・五来重がわかりやすく語った入門書。

著者紹介

五来 重 (ゴライ シゲル)  
1908年、茨城県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学科を卒業後、京都帝国大学文学部史学科に再入学。高野山大学教授、大谷大学教授を歴任。大谷大学名誉教授。文学博士。専攻は仏教民俗学。93年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)