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わがままなやつら

出版社名 角川書店
出版年月 2008年2月
ISBNコード 978-4-04-791602-9
4-04-791602-1
税込価格 2,090円
頁数・縦 204P 20cm

商品内容

要旨

二週間後の死を宣告された十人の男たち、大きな男に鳥篭で飼われる小さな男、愛しあうマザーファッカーと新人女優、かぼちゃ頭の両親から生まれたアイロン頭の子供、七人のじゃがいもの赤ん坊たち、指に十の鍵を持つ少年―。空想と現実のよじれの中で描かれる人間たちのいとなみ、交わり。様々な感情が読者を包み込む。絶賛された最初の短篇集『燃えるスカートの少女』から七年。愛は深まり、痛みは増し。生も死も、より鮮やかに。完成度が研ぎ澄まされた全15篇。

出版社
商品紹介

鳥籠で飼われる小人、かぼちゃ頭の両親から生まれたアイロン頭の子供、指に10の鍵をもつ少年。エイミー・ベンダー待望の短編第2弾。

おすすめコメント

いま最も注目を浴びる女流作家、エイミー・ベンダー待望の短篇第2弾鳥籠で飼われる小人、かぼちゃ頭の両親から生まれたアイロン頭の子供、その指に10の鍵をもつ少年……幻想と現実のよじれの中に人々の交わり、痛み、愛を深く鋭く描き出す。文句なしの絶品、五感が震える15篇。

著者紹介

ベンダー,エイミー (ベンダー,エイミー)   Bender,Aimee
1969年、3人姉妹の末っ子として生まれる。カリフォルニア大学アーヴァイン校創作科出身。小学校教諭をつとめた後、「Granta」「GQ」「The American Review」などの雑誌にショート・ストーリーを発表。最初の短篇集である『燃えるスカートの少女』(角川文庫)は刊行後ただちに書評家たちの絶賛を受け、98年のニューヨーク・タイムズ紙の注目の一冊に選ばれる。2000年に初の長篇『私自身の見えない徴』(角川書店)を発表。ロス・アンジェルス・タイムズ紙の注目の一冊に選ばれるとともに、ベストセラーリストにも登場、確実にファンを広げる。05年夏、待望の短篇集第2弾となる本書を刊行。現在は南カリフォルニア大学で教えながら精力的に執筆活動を続けている。ロス・アンジェルス在住
管 啓次郎 (スガ ケイジロウ)  
1958年生まれ。翻訳家、エッセイスト。明治大学理工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)