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メルロ=ポンティ 可逆性

講談社学術文庫 2630

出版社名 講談社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-06-521260-8
4-06-521260-X
税込価格 1,386円
頁数・縦 345P 15cm

商品内容

要旨

未踏の境地に達しながら惜しまれつつ早世したモーリス・メルロ=ポンティ(一九〇八‐六一年)。現象学から出発し、構造主義の流行、一九六八年の革命と続く激動の時代に生み出された主著『知覚の現象学』をはじめとする著作は、今も多くの読者を獲得し続けている。その生涯と全主要著作をやわらかに解きほぐす著者渾身のモノグラフ、待望の文庫版!

目次

プロローグ 現象学の地平へ
第1章 構造―“行動”の研究
第2章 運動―“身体”の現象学
第3章 スティル―“変換”の現象学
第4章 偏差―“隔たり”の現象学
第5章 可逆性―“肉”の存在論
エピローグ 現象学の臨界点

出版社・メーカーコメント

独自の哲学を創造し、惜しまれながら急逝した稀有の哲学者。その生涯と全主要著作を精緻にたどる決定版概説書、学術文庫に登場!

著者紹介

鷲田 清一 (ワシダ キヨカズ)  
1949年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。大阪大学教授、同大学総長、京都市立芸術大学理事長・学長を歴任し、現在、せんだいメディアテーク館長、サントリー文化財団副理事長。専門は、臨床哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)