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なぜ東大は男だらけなのか

集英社新書 1203

出版社名 集英社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-08-721303-4
4-08-721303-X
税込価格 1,089円
頁数・縦 233P 18cm

商品内容

要旨

二〇二三年現在、東大生の男女比は八対二である。日本のジェンダー・ギャップ指数が世界最下位レベルであることはよく知られているが、将来的な社会のリーダーを輩出する高等教育機関がこのように旧弊的なままでは、真に多様性ある未来など訪れないだろう。現状を打開するには何が必要なのか。現役の副学長でもある著者が、「女性の“いない”東大」を改革するべく声を上げる!東大の知られざるジェンダー史をつまびらかにし、アメリカでの取り組み例も独自取材。自身の経験や反省もふまえて、日本の大学、そして日本社会のあり方そのものを問いなおす覚悟の書。

目次

序章 男だらけの現状
第1章 東大は男が八割
第2章 女性のいない東大キャンパス―戦前
第3章 男のための男の大学―戦後
第4章 アメリカ名門大学の共学化
第5章 東大のあるべき姿
終章

著者紹介

矢口 祐人 (ヤグチ ユウジン)  
東京大学大学院総合文化研究科教授、同大グローバル教育センター長、同大副学長。1966年、北海道生まれ。米国ゴーシエン大学卒業。ウィリアム・アンド・メアリ大学大学院で博士号取得。1998年より東京大学大学院で教える。専攻はアメリカ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)