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がんより怖いがん治療

出版社名 小学館
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-09-388392-4
4-09-388392-0
税込価格 1,320円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

「命を縮める治療」がある。慶應病院で医師歴40年の著者が今こそ明かす「患者は実験台」の現実!

目次

第1章 がんより怖い外科医の手術
第2章 がんより怖い抗がん剤
第3章 がんより怖いがん検診
第4章 乳房温存療法をめぐる戦い
第5章 ぼくが万年講師になったわけ
第6章 がんもどき理論と近藤批判
第7章 万年講師を定年退職 セカンドオピニオン外来へ

出版社
商品紹介

40年がん治療の現場に携わってきた近藤医師が患者不在の医療の現場を告発。新薬の実験、医者のスキルアップのための手術など、大学病院の驚愕の実態を明らかにし、その被害者にならぬよう患者たちに警鐘を鳴らす。

出版社・メーカーコメント

近藤誠の「がん治療」のすべてがわかる本「若いドクターのスキルアップのために」手術を選択する医者、ウニの放射線実験をいきなりがん患者に試す治療など、40年間がん治療の現場に携わってきた近藤誠医師が目の当たりにした患者不在の恐ろしい医療の実態とは?「患者のための治療」を貫き、安易な手術や抗がん剤治療を批判したことにより、万年講師として慶應義塾大学病院で定年を迎えた近藤医師が病院や医療権力との闘いを赤裸々に告白。そして、その中でわかった「がんよりも怖いがん治療」に警鐘を鳴らす。一方で、退職後に開いたセカンド・オピニオン外来でのアドバイス「がんとのつきあい方」「最先端医療の可否」「薬や検診の問題点」などについてもわかりやすく解説。患者の総合医でありたいと願う近藤医師の最強・最良の処方箋となる一冊。

著者紹介

近藤 誠 (コンドウ マコト)  
1948年生まれ。慶應義塾大学医学部放射線科講師を2014年3月に定年退職。「乳房温存療法」のパイオニアとして知られ、安易な手術、抗がん剤治療を批判。現在「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を運営。2012年菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)