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桜庭一樹と読む倉橋由美子

中公文庫 く3−3 掌の読書会

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-12-207453-8
4-12-207453-3
税込価格 990円
頁数・縦 328P 16cm

商品内容

要旨

一九六〇年代に登場し、熱い支持と批判を浴びつつ孤高の文学世界を創造した倉橋由美子。その多彩な短篇群から、桜庭一樹が厳選し紹介する。「パルタイ」他初期作品、「移転」他文庫初収録の後期幻想作品、人気を博した「残酷童話」シリーズ、エッセイまでを網羅した新たなベストセレクション。

出版社・メーカーコメント

六〇年代、衝撃のデビューを飾り、熱狂的な支持と痛烈な批判を浴びつつ、孤高の文学世界を創造した倉橋由美子。その豊かな短篇群から桜庭一樹が厳選し魅力を語る。

著者紹介

倉橋 由美子 (クラハシ ユミコ)  
1935年高知県生まれ。日本女子衛生短大を卒業後、明治大学文学部文学科仏文学専攻に入学。1960年、「パルタイ」で明治大学学長賞を受賞し「明治大学新聞」に掲載されたことで注目を集める。61年に女流文学者賞、63年に田村俊子賞、87年に泉鏡花文学賞を受賞。翻訳も多く手がけた。2005年没。06年、明治大学特別功労賞受賞
桜庭 一樹 (サクラバ カズキ)  
1971年島根県生まれ。99年「夜空に、満天の星」が第一回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作に選出されデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)