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猟奇歌 夢野久作歌集

中公文庫 ゆ8−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-12-207637-2
4-12-207637-4
税込価格 990円
頁数・縦 314P 16cm

商品内容

要旨

“何故に/草の芽生えは光りを慕ひ/心の芽生えは闇を恋ふのか”。故郷・福岡で、のちに代表作となる幻魔怪奇探偵小説『ドグラ・マグラ』を執筆する合間―夢野久作が手帳に綴り、雑誌に寄稿し続けた短歌連作「猟奇歌」。一九二七〜三五年の発表以来、静かに読者を魅了してきたその本篇と、関連作品を初めて一冊に。

目次

猟奇歌
資料

出版社・メーカーコメント

故郷・福岡で『ドグラ・マグラ』を執筆する合間、夢野久作が手帳に綴った独自の短歌世界。正篇と関連作品を初めて一冊に。〈巻末エッセイ〉寺山修司

著者紹介

夢野 久作 (ユメノ キュウサク)  
1889年、福岡県生まれ。本名・杉山直樹(のち泰道に改名)。父は国士・杉山茂丸。慶應義塾大学予科文学科中退後、家業として杉山農園を経営、「九州日報」記者などを経て、1926年、「あやかしの鼓」が「新青年」懸賞二位に入りデビュー。筆名は福岡の言葉で「夢のような、現実離れしたことを考えている人」の意。36年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)