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私のいた場所

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-309-20631-8
4-309-20631-X
税込価格 2,310円
頁数・縦 218P 20cm

商品内容

要旨

空を飛ぶ病身の女、キャベツの赤ん坊を育てる母親、身体を入れ替えられた妻、生の心臓を食べたがる娘、マッチを擦る黒いコートの少女―。世界幻想文学大賞受賞の現代ロシアを代表する作家、待望の傑作短編集!

出版社
商品紹介

現代ロシアを代表する女性作家による、本邦初の幻想短篇集。現実と非現実、生と死の狭間をたゆたう女たちを強靱な筆致で描く18編。

著者紹介

ペトルシェフスカヤ,リュドミラ (ペトルシェフスカヤ,リュドミラ)   Петрушевская,Людмила
1938年モスクワ生まれ。モスクワ大学ジャーナリズム学部卒業後、新聞記者、テレビ番組の編集者などで生計をたて、1960年代半ばより小説や戯曲を書きはじめたが、あまりに赤裸々で暗い現実描写のため、長い間ほとんどの作品が日の目を見ない「禁じられた作家」だった。しかし、1980年代後半以降は現代ロシアで最も実力のある作家と認められ、96年には、全5巻の作品集が出ている。リアリズム的作品から幻想小説や童話まで、精力的に執筆。ロシアでトリウンフ賞、ロシア国家賞などを受賞したほか、英訳短編集で世界幻想文学大賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を受けている
沼野 恭子 (ヌマノ キョウコ)  
1957年東京生まれ。東京外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)