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女殺油地獄

河出文庫 さ56−1 古典新訳コレクション 33

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-309-42165-0
4-309-42165-2
税込価格 880円
頁数・縦 182P 15cm

商品内容

要旨

油屋の放蕩息子・河内屋与兵衛。だらしないのに愛嬌だけはあり、父母や妹、幼馴染のお吉もついほだされていた。しかし目先の借金に追い詰められた与兵衛は、狂気の殺人者へと豹変し―。いつの世にも存在する、愚かなる青年の幼い暴虐が、血と油にまみれてぬらりと光る。近松門左衛門の人気浄瑠璃を、桜庭一樹の画期的現代語訳で。

著者紹介

桜庭 一樹 (サクラバ カズキ)  
1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)