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映画の奈落 北陸代理戦争事件

出版社名 国書刊行会
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-336-05810-2
4-336-05810-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 315,8P 20cm

商品内容

要旨

『仁義なき戦い』を超えようとした脚本家、山口組No.2の肩を越こそうとした極道、二人の男が出会った時、映画の“奈落”の口が開いた…公開後、主人公のモデルの組長が映画と同じシチュエーションで殺害された伝説の実録やくざ映画『北陸代理戦争』(深作欣二監督、高田宏治脚本)をめぐる男たちの戦い。関係者への直接取材と緻密な脚本分析によって浮き彫りにする、映画という魔の奈落に迫るドキュメント!

目次

序章 『北陸代理戦争』
第1章 事件―一九七七年四月十三日
第2章 笠原和夫対高田宏治―企画一九七六年十月
第3章 両目ができた―取材一九七六年十一月
第4章 太秦蛸部屋寮―脚本執筆一九七六年十二月
第5章 性転換手術―脚本改稿一九七七年一月
第6章 県警対東映京都―撮影一九七七年一月〜二月
第7章 奈落へむかう人々―封切りと三国事件一九七七年二月〜四月
第8章 暁の7人―復讐一九七七年四月〜十一月
第9章 女が水を血に変えるとき―その後の深作と高田
終章 それぞれの三十七年

出版社
商品紹介

公開後モデルとなった親分が殺害された実録ヤクザ映画「北陸代理戦争」(深作欣二監督)をめぐるドキュメント。

著者紹介

伊藤 彰彦 (イトウ アキヒコ)  
1960年愛知県生まれ。映画製作者・映画史研究家。慶応義塾大学文学部國文学科卒。98年、シナリオ作家協会大伴昌司賞佳作奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)