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なぜマンションは高騰しているのか

祥伝社新書 695

出版社名 祥伝社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-396-11695-8
4-396-11695-0
税込価格 990円
頁数・縦 184P 18cm

商品内容

要旨

マンション価格の高騰が止まらない。かつて「億ション」、すなわち1戸=1億円以上のマンションが騒がれたことが嘘のように、今や「2億ション」「3億ション」でないと、不動産業界では超高額マンションと呼ばない。東京だけではない、大阪でも25億円の物件が登場した。いったい誰が買っているのか?驚愕の価格の背景には何があるのか?日本社会はどう変わっていくのか?業界に精通した著者が読み解いていく。見えてきたのは、ごく少数の富裕層と大多数の貧困層、その中間で踏みとどまろうとする層に分断された日本人の姿である。

目次

第1章 増え続ける“億超え”マンション(億ションはもはや普通の物件
中古物件でも1億円超え ほか)
第2章 誰が買っているのか(日本中、暇人だらけ!?激増する日本人富裕層 ほか)
第3章 一般国民を相手にしないデベロッパー(天井が見えない建設費の高騰
相次ぐ事業計画の延期・凍結 ほか)
第4章 これからのマンション、3つのキーワード(都心に集まる人たち
水面下の大きな変化 ほか)
第5章 マンションの本当の資産価値とは?(タワマンのリアル
タワマンは永住のための住居ではない!? ほか)

著者紹介

牧野 知弘 (マキノ トモヒロ)  
東京大学経済学部卒業。ボストンコンサルティンググループなどを経て、三井不動産に勤務。その後、J‐REIT(不動産投資信託)執行役員、運用会社代表取締役を経て独立。現在は、オラガ総研代表取締役としてホテルなどの不動産プロデュース業を展開。また全国渡り鳥生活倶楽部を設立し、代表取締役を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)