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日本人の縁起かつぎと厄払い

青春新書INTELLIGENCE PI−175

出版社名 青春出版社
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-413-04175-1
4-413-04175-5
税込価格 803円
頁数・縦 233P 18cm

商品内容

要旨

「妊婦はトイレを掃除すると、綺麗な女の子が生まれる」「厄年の男女は、その年齢の数だけお金を撤く」―民俗信仰のしくみを読み解く。

目次

第1章 人はなぜ縁起をかつぐのか(不満と不安
実践と分析
呪術と技術
霊的存在と霊感
運気のリセット
縁起物と汚穢物
厄年と厄払い
厄払いとは何か
神社に賽銭を投げる)
第2章 縁起かつぎと厄除け・厄払い(正月の縁起物、その意味とは
節分に太巻きは、昔から?
奇妙なはずの熊手がありがたい理由
日本人と桜花)
第3章 開運・招福の知恵(縁起物の小さな歴史
家に幸運を招くには
子授かりへの切実な思い
便所には、不思議が多い
経験知から迷信へ)
第4章 縁起かつぎと民俗学(「類感呪術」と「感染呪術」
「通過儀礼」と「境界」
「境界」と「汚穢」
「リミナリティ」と「コミュニタス」
「両義性」と「境界」
まれびと
ハレとケ
ケガレ
ケガレからカミへ)

著者紹介

新谷 尚紀 (シンタニ タカノリ)  
1948年広島県生まれ。早稲田大学史学科卒業、同大学院博士課程修了。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。社会学博士(慶應義塾大学)。柳田國男の著作に刺激をうけ、民俗学の道を志す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)