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桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ。

出版社名 東京創元社
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-488-02395-9
4-488-02395-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 283P 19cm

商品内容

要旨

作家・桜庭一樹は稀代の読書魔である。ほんとうに毎日本を読むのである。日々、読書にまつわるすごいことを発見し、傑作の前を歌って通りすぎ、新宿と鳥取を行き来しながら小説の執筆にいそしむのだ。縦横無尽に読んで過ごした、疾風怒濤の一年間。

目次

二〇〇六年二月 読書にまつわるすごいこと(たぶん)を発見する。
二〇〇六年三月 町中に“なぞの女”がいる、気がする。
二〇〇六年四月 ジョン・ランプリエールが辞書になる!
二〇〇六年五月 夏木マリと、カー談義する。
二〇〇六年六月 直毛なのに、アフロである。
二〇〇六年七月 バナナの皮で、世界が滅亡する。
二〇〇六年八月 傑作の前を、歌って通りすぎている。
二〇〇六年九月 百匹の蝉が死に、百人の老人がやってくる。夏が、終わったのだ。
二〇〇六年十月 片手に二十世紀梨、片手に豆腐竹輪の夜である。
二〇〇六年十一月 「ビバビバ都会!野戦病院!」である。
二〇〇六年十二月 少年になり、花を買うのだ。二〇〇七年一月 書店はタイムマシーンである。

出版社
商品紹介

作家サクラバカズキは今日も一日本を読む……。「Webミステリーズ!」好評連載に豊富な注釈や書誌データを盛り込んで単行本化。

おすすめコメント

作家サクラバカズキは今日も一日本を読む……。「Webミステリーズ!」好評連載の読書日記、豊富な注釈や書誌データを盛り込んでいよいよ単行本化。

著者紹介

桜庭 一樹 (サクラバ カズキ)  
1999年「夜空に、満天の星」(『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題して刊行)で第1回ファミ通えんため大賞に佳作入選。2003年開始の「GOSICK」シリーズで多くの読者を獲得し、さらに04年に発表した『推定少女』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価され一気に注目の存在となる。06年に発表した、“初期の代表作”とされる『赤朽葉家の伝説』は、第60回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)