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人間、このタガの外れた生き物

ベスト新書 406

出版社名 ベストセラーズ
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-584-12406-2
4-584-12406-X
税込価格 880円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

人間のように戦争したり、環境破壊する生物はいない。人類は生物界の外来種。ライオン、サル、アザラシ、魚、アリ、チョウなど、さまざまな生き物の世界から、人間世界を見てみると…。

目次

第1章 生物学からヒトを見れば(戦争する生物
あっという間に世界中に拡散した人間という種 ほか)
第2章 人間の家族、動物の家族(ライオンの「家族」構成
ニホンザルも女系伝承 ほか)
第3章 ルールを守れば幸せになる権利があるか(人間の脳の中のリアリティ
「将来が不安」な若者たちへ ほか)
第4章 生物の世界に会社はない(中年の危機
「人生八十年」時代の中年の生き方 ほか)
第5章 死ぬまでにどんなふうに生きるのが幸せか(老人はたいていガンになっている
年を取ったらウジウジ生きるしかない ほか)

出版社・メーカーコメント

人間も一つの生物である。しかし、生物として見ると、人間とは「タガの外れた」生き物である。人間のように戦争したり、レイプしたりする生き物はいない。生物学から見えてくる人間界の不思議。

著者紹介

池田 清彦 (イケダ キヨヒコ)  
1947年、東京生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授を経て、早稲田大学国際教養学部教授、山梨大学名誉教授。専門の生物学分野のみならず、科学哲学、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する60冊以上の著書を持ち、フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」にも出演する等、テレビ、新聞、雑誌等でも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)