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聖なる妄想の歴史 世界一危険な書物の謎を解く

出版社名 柏書房
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-7601-3107-5
4-7601-3107-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 304,20P 20cm

商品内容

要旨

「世界はいつ、いかにして終るのか」―その予言がどれ一つとして実現していないにもかかわらず、『ヨハネの黙示録』は、誕生以来2000年の間、決して消え去ることはなかった。『ヨハネの黙示録』が歴史の舞台に姿を現すその時、何が起こっていたのか。「死海文書」「ナグ・ハマディ写本」の黙示録や『ダニエル書』など、黙示文書の頂点に位置する『ヨハネの黙示録』の謎に迫る。

目次

第1章 豊饒にして奇怪なるもの
第2章 奇々怪々情報と終末の出来事
第3章 妄想の歴史
第4章 黙示録の侵略
第5章 「汝ら自身の、短く苦しみ多き生涯の間に」
第6章 世界をやり直すために
第7章 神なき黙示録

おすすめコメント

宗教改革、十字軍、二つの世界大戦、そしてブッシュ米大統領にいたるまで、時の権力者たちは、敵を悪魔と見なし、復讐を神聖化し、歴史の終焉を破滅と結びつけてきた。『黙示録』が、いかに彼らを魅了し、また、いかに西洋社会の深層に食い込んでいるかを明らかにした歴史ミステリー。

著者紹介

カーシュ,ジョナサン (カーシュ,ジョナサン)   Kirsch,Jonathan
『ロサンゼルス・タイムズ』コラムニスト。ニューヨーク大学非常勤教師。キリスト教信仰に関する著作が多数ある
松田 和也 (マツダ カズヤ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)