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間主観性の社会学理論

国家を超える社会の可能性 1

出版社名 新泉社
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-7877-1020-8
4-7877-1020-6
税込価格 2,860円
頁数・縦 292,21P 20cm

商品内容

要旨

いま日本社会学は、国内志向の、実証的・価値中立的な研究に閉じ込められようとしていないか。―私たちの思考と行動の「ナショナルな絆」を問い直し、ポスト・グローバル化時代の社会像を追求する社会学的思考、理論実践を提起する。

目次

序 社会と国家をめぐる問い―いま社会学が考えるべきこと
1 相互行為からの出発―現象学的社会学という視点
2 社会学理論を問い直す―理論・実証・実践、そしてアジア
3 近代の特性と近代批判の系譜―現代社会への現象学的視座
4 現代社会存立の発生論的基底―間主観性の社会学理論の前哨
5 身体・他者・暴力・国家―間主観性論の社会学理論的展開
6 越境する相互行為論―抵抗する精神の冒険
付録 M・ネイタンソンとの対話―シュッツと現象学者たち

著者紹介

西原 和久 (ニシハラ カズヒサ)  
東京都生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科/文学部・社会学講座教授、博士(社会学)、日本社会学理論学会会長・東京社会学インスティチュート代表、ほか。専門分野は社会学理論・現象学的社会学・グローバル化とアジア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)