• 本

コミュニティを実践すること 私たちはコミュニティに何を求めているのか

出版社名 新泉社
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-7877-2503-5
4-7877-2503-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 272,9P 19cm

商品内容

要旨

〈コミュニティ実践〉を生み出す技法。福祉、防災、災害復興、環境保全など多くの分野で、コミュニティは政策の重要な鍵とされている。しかしコミュニティは何でも担える強靱な存在ではなく、言葉が指すものも人によって状況によって異なる。すでにあるものとしてではなく、実践が生み出すプロセスとしてコミュニティの姿を探求する。

目次

序章 私たちは今コミュニティをどうとらえればよいのか(宮内泰介)
1 コミュニティ実践が生み出すもの(滞在者がつながるコミュニティ実践 北海道八雲町に訪れる若者たち(寺林暁良)
山の恵みで人とつながる 山菜と笹の葉の共同出荷が育む地域コミュニティ(椙本歩美))
2 私たちはコミュニティに何を求めるのか(「伝承的コミュニティ実践」の中止と継続のはざま 「人びとの心」にみる「善き余分事」の実践(井上真)
「する」と「される」の外側に生まれるコミュニティ 小さなまちの多様なコミュニティ実践から考える(植村友貴)
弱くあれるコミュニティ「望ましい実践」の向こう側 (平井太郎))
3 技法としてのコミュニティ実践(外国籍住民集住地域にみる重層的なコミュニティの技法 エスニック・コミュニティと地縁組織の間の緊張と協働(松宮朝)
形あること、みんなであること 沖縄県安田協同店にみるコミュニティ実践(〓〓優子)
終うことでコミュニティになる コミュニティ実践としての「NPOもやいバンク福岡」の活動とその終い方(飯嶋秀治))

出版社・メーカーコメント

〈コミュニティ実践〉を生み出す技法福祉、防災、災害復興、環境保全など多くの分野で、コミュニティは政策の重要な鍵とされている。しかしコミュニティは何でも担える強靱な存在ではなく、言葉が指すものも人によって状況によって異なる。すでにあるものとしてではなく、実践が生み出すプロセスとしてコミュニティの姿を探求する。《世界はコミュニティを求めている。時に、切実に求めている。環境保全でも、福祉の実現でも、あるいは貧困克服でも、コミュニティが解決の鍵とされている。しかし、そのコミュニティは、一つでないし、また、はっきりしない。単なる理念でない、実践的なコミュニティのとらえ方はどういうものがよいだろうか。 今、私たちはあらためて、コミュニティをダイナミズムを持ったもの、複数性を持ったものとしてとらえ直す必要がある。コミュニティを固定的なものとして考えるのでなく、プロセスとして考える。動いているものとして考える。私たちの実践が日々つくり上げるものとして考える。コミュニティは単一のものではなく、複数併存していて、多層に折り重なっているものである。ーー編者》

著者紹介

宮内 泰介 (ミヤウチ タイスケ)  
北海道大学大学院文学研究院教授。専門は環境社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)