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混浴と日本史

出版社名 筑摩書房
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-480-85804-7
4-480-85804-0
税込価格 2,090円
頁数・縦 222P 20cm

商品内容

要旨

温泉列島・日本に花開いた混浴文化。常陸風土記にも記され長い歴史をもち、ときに権力から弾圧されながらも、庶民の日常生活の一風景となっていた。いっぽうで、宗教や売春の歴史ともかかわる面を持っていたのも事実である。明治維新後、西欧文明の波が押そ寄せ不道徳とされながらも、消えずに残った混浴。混浴が照らし出す、日本人の心性に大胆に迫る!

目次

第1章 混浴、歌垣と禊ぎ
第2章 国家仏教と廃都の混浴
第3章 平安朝、風呂と温泉の発展期
第4章 湯女の誕生と一万人施浴
第5章 江戸の湯屋と地方の温泉
第6章 日本の近代化と混浴事情

出版社
商品紹介

温泉列島・日本で古代から親しまれてきた混浴の風習。極楽なのか、猥らなのか。為政者からは禁止されながらも続いた混浴。初の通史。

著者紹介

下川 耿史 (シモカワ コウシ)  
1942年、福岡県生まれ。著述家。風俗史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)