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混浴と日本史

ちくま文庫 し16−4

出版社名 筑摩書房
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-480-43448-7
4-480-43448-8
税込価格 836円
頁数・縦 254P 15cm

商品内容

要旨

温泉列島・日本に花開いた混浴文化。常陸風土記にも記されるなど、長い歴史のなかで、庶民の日常生活の一風景となった。宗教や売春の場となったり、権力から弾圧されたり、多様な面を持つ。明治以後、西欧文明の波が押し寄せ、不道徳とされながらも消えずに残った混浴。太古から現代まで、混浴が照らす日本人の心性に迫る。図版多数収録。

目次

第1章 混浴、歌垣と禊ぎ
第2章 国家仏教と廃都の混浴
第3章 平安朝、風呂と温泉の発展期
第4章 湯女の誕生と一万人施浴
第5章 江戸の湯屋と地方の温泉
第6章 日本の近代化と混浴事情

著者紹介

下川 耿史 (シモカワ コウシ)  
1942年福岡県生まれ。著述家・風俗史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)