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孫文と陳独秀 現代中国への二つの道

平凡社新書 837

出版社名 平凡社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-582-85837-2
4-582-85837-6
税込価格 946円
頁数・縦 286P 18cm

商品内容

要旨

辛亥革命の立役者となり、初代中華民国臨時大総統に就いた孫文は英雄とあがめられ、いっぽう、新文化運動・五四運動を領導し、中国共産党を創設した陳独秀は長く「裏切り者」の誹謗にさらされてきた。ほんとうは彼らは何を考え、何をしたのか?事績を対照させ、中国現代史の歪曲を正す。

目次

第1章 甲午の役(日清戦争)と庚子の役(義和団)
第2章 中国同盟会の結成と陳独秀の東京留学
第3章 中華民国の誕生
第4章 『新青年』と「新文化運動」
第5章 中華革命党と党治論、愚民論
第6章 マルクス主義者となった中国共産党創設
第7章 広東軍政府の建設とコミンテルンの支援
第8章 孫・陳提携と「国共合作」

著者紹介

横山 宏章 (ヨコヤマ ヒロアキ)  
1944年山口県生まれ。明治学院大学法学部、県立長崎シーボルト大学国際情報学部、北九州市立大学大学院社会システム研究科の教授を歴任し、北九州市立大学名誉教授。中国政治、外交史専攻。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)