発光する生物の謎
生命ふしぎ図鑑
出版社名 | 西村書店東京出版編集部 |
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出版年月 | 2017年8月 |
ISBNコード |
978-4-89013-772-5
(4-89013-772-6) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 67P 27cm |
商品内容
要旨 |
巨大イカやエビ、そしてホタルの共通点はなんでしょう?それは、光を生み出すこと。このような生物の光を「生物発光(バイオルミネセンス)」とよびます。発光する生物たちは、異なる化学反応の仕組みで光を生み出し、光る理由も、目的もさまざまです。例えば、情報交換のため、餌を獲得するため、あるいは自分の身を隠すため。生物発光の仕組みの解明は研究の途上にありますが、この魅力的な光は多くの場面で巧みに利用されています。顕微鏡を用いた細胞観察をはじめ、光るタンパク質を用いたマラリア、デング熱、HIVなどの感染過程や、ガンの原因の究明、さらには複雑な神経活動を解明する助けとなっています。また一方で、絵画などの芸術分野や、ファッションデザイナーの衣装作品にも生物発光は取り入れられています。21世紀に入って、生物発光に関わる研究に2つのノーベル賞が授与された、いまもっとも熱い「生物発光」のふしぎな世界を、たくさんの美しいカラー写真とともに探りにいきましょう。 |
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目次 |
第1章 生物が放つ光の贈り物 |