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装飾デザインを読みとく30のストーリー

出版社名 日本ヴォーグ社
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-529-05762-2
4-529-05762-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 158P 26cm

商品内容

目次

貴婦人と淑女の「薔薇」―フレンチ・ロココから日本のモダン・キモノへ
「黄金の麦」とラマス祭―豊穣の文様と乙女
ウィリアム・モリスと文様の花園―中東・インド・中国との出合い
成長とメタモルフォーゼ―ゲーテの「植物変容論」からルンゲ、グリムまで
大自然の精霊「鹿」―北方ユーラシア世界の動物信仰
ミツバチ文様を愛した皇帝―美の蜜源を求めて
いのちを包む布と装飾―ベビー服からウェディング・ドレスまで
「夢二の女性」とアール・デコ―藍への愛
「結び」と「組紐」のケルト文様―無限につなぐ装飾
生命の樹―ユーロ・アジア世界の樹木信仰〔ほか〕

おすすめコメント

古今東西の装飾デザインを独自の視点で読み解くその道の専門家による解説書。『手づくり手帖』『小原流会報誌・挿花』『ミセス』『エルデコ』『家庭画報』等から精選した30のストーリー。

著者紹介

鶴岡 真弓 (ツルオカ マユミ)  
美術文明史家。多摩美術大学教授・同芸術人類学研究所所長。ケルト芸術文化を始めとしてユーロ=アジアの装飾デザイン研究に従事。早稲田大学大学院修了後、アイルランド、ダブリン大学トリニティ・カレッジ留学。処女作『ケルト/装飾的思考』(筑摩書房)で我が国のケルト文明芸術理解の火付け役となる。西はアイルランドから東はウクライナまで「ケルト文明」を探査。ウズベキスタンや内モンゴル、シベリアから日本に至るユーラシア文明の「装飾・デザイン交流史」を追跡中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)